【手記】 テレビからのあるストーリー

2014年11月20日

American  Greeting社が、母の日キャンペーンのために作成したものです。目にされた方々も多くいらっしゃるでしょう。

「世界で一番大変な仕事は何?」という問いで、企業面接構成のコマーシャルです。

このタイトルをネットで見た人たちが、ビデオチャットで面接を受けるのです。仕事の条件はたくさん挙げられています。

・24時間立ちっぱなし

・薬、調理、金融学などの専門知識が必要

・週135時間以上の労働時間

・立ったままの食事もあり得る

・祝祭日には逆に仕事量の増加

・無給

・場面によって流動的な仕事

これらのインタビューを受けた人たちの反応は、

・非人道的だ

・こんな仕事が存在するのか?

と、当然の反応が返ってきます。

インタビュアーは、さらに続けて、この仕事の重要なところは、現場監督のようなものです。

 

そして最後に答えを言いました。

「その仕事は、お母さんです」と・・・

 

このインタビューを受けた人たちの反応は、涙を流す人たちも、

自分が母親に受けてきた愛に対して「ありがとう」のメッセージを伝える人たちもいました。全員、驚きとともに、母親への尊敬・感謝の念を改めて気付かされたのです。

 

社会への女性の進出は進んでいますが、子育てをしながら家庭との両立は容易なことではありません。保育園に預けて働くとなると、働いた給与がほとんど保育費に消えてゆくケースも多いことでしょう。

このような状態で「たくさん子供を産みたい」と思う女性の増加が期待できるでしょうか。少子化現象が進み続けて行くのも当然のことと、多くの皆さんが思うのも理解できます。

皆さん、一緒に少子化を考えましょう。

 

羽生田 俊

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