羽生田たかしWEB通信40号

2021年2月5日

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羽生田たかしWEB通信40号
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【COVID-19ワクチン接種体制について】
(ファイザー社製ワクチン接種体制について)

 平素は私の政治活動に格別のご理解を賜り誠に有難うございます。
COVID-19ワクチン接種が始まろうとしております。先生方には引き続きのご苦労をお掛けすることになりますが、1日も早い終息のためにお力を貸して頂きたく心よりお願い申し上げます。
現在、ファイザー社製のワクチンが日本で承認される見込みであり、2月中に接種開始出来るよう調整が進められているところであります。
皆様ご承知の通り、このワクチンは-75℃(±15℃)での保管が必要になります。各県ではディープフリーザーを設置する施設を当局に提示していることと思いますが、ほとんどが地域の基幹病院であると聞いております。しかし、実際にはこの基幹病院でワクチン接種をすることはほとんどなく、ディープフリーザーを設置した基幹施設からワクチンを接種会場へ搬送しなければなりません。
このことにつきまして「基幹施設としてディープフリーザーを置くのは卸会社ではだめなのか?」と質問を頂き、厚労省に確認いたしましたところ「まったく問題ない」という回答でした。
ディープフリーザーを基幹病院に設置すると、そこで分配をし、接種会場まで配送しなければなりません。ワクチンのロットナンバーを確認し、どこに何本のワクチンを配送したか等々記録を残さねばなりません。分配作業も大変な作業になってしまい基幹病院の事務的負担は増大します。医薬品卸会社は医薬品の扱いには慣れており、分配して接種会場まで配送することは得意分野であります。基幹病院での分配、配送、記録などの手続きがなくなりますので、一段階手間が省けることになります。
そこで、基幹ワクチンを補完する施設としてディープフリーザーを設置する施設に地域に支所を持つ大手の医薬品卸会社を提案することも1つの選択肢です。もちろん都道府県、医薬品卸会社、医師会等の協議了解が必要ですが、地域の医療提供体制の事情は医師会が一番良くご存知のことですので、是非効率よく、滞りなくワクチン接種が行えるよう、先頭に立って旗振り役を担って頂きたいと思っております。
接種開始までの日程も残り少ない状況から早急に準備を始めなければなりませんが、様々な地域事情、地域性がありますので、方法の1つとしてお考え頂ければ幸いです。
ワクチン接種を希望する全ての国民に届くよう皆様のご協力をお願い申し上げます。

参議院議員
羽生田 俊

 

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すべての人にやさしい医療・介護を
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